平成15年12月の定例会での質問「農業振興について」の質疑応答がながおか市議会だよりに掲載されました。
【以下ながおか市議会だよりからの抜粋】
《池田和幸の質問》
攻めの農業に向けて、農地積、人材育成、経営体の体質強化、販売戦略等さまざまな施策が求められているが、本市の今後の取り組みはどうか。
《回答》
本市の農業を活性化させるためには、自立的で力強い経営体の確保・育成が大切であるため、新たな人材の確保とともに、地域のがんばる担い手の前向きな取り組みを後押ししていきたい。さらに、担い手の農地利用の活性化と集積促進、コストの一層の削減、さらには複合や多角化の促進による高度な営農体系の確立と多様な所得機会の確保等を推進し、経営基盤の強化に努めていきたい。
《池田和幸の質問》
市街化調整区域内集落の定住促進のため、開発許可、農地転用等の許可基準の緩和を検討すべきと考えるが、本市の見解は。
《回答》
市街化調整区域の既存集落においては、市街化区域以上に人口減少が進み、集落の活力低下や地域コミュニティの維持が懸念されている。開発行為等の許可基準の緩和は難しいが、本市では条例に基づき、集落の維持を基本とし、市街化調整区域の既存集落内において従前から建築物の敷地として使用されていた宅地については、今後も戸建住宅の建築を認めていきたい。
また、集落の活力や地域コミュニティの維持・再生に向けて自主的な地域づくりに取り組んでいる集落については、対象地区や設定基準等を定めた地区計画制度の活用等により、今後も支援していきたい。
この2つについては、今後も本市の取り組みを見届けたいと考えております。
長岡市議会議員 池田和幸(いけだかずゆき)